病児がいる日の1日の回し方|4人育児でも家庭を回すためにやめたこと・残したこと

くらしのゆとり

はじめに|病児がいる数日は「いつも通り」を捨てていい

子どもが体調を崩し、

しかもそれが数日続くとわかったとき。

「どうやって家を回せばいいのか」

「ほかのきょうだいはどうする?」

「全部ちゃんとやらなきゃいけないのでは」

そんな焦りが一気に押し寄せます。

特にインフルエンザのように、

家庭内感染が避けられない状況では、

1日だけでなく数日〜1週間単位での対応が必要になります。

この記事では、

4人育児・インフルエンザ家庭内感染を経験した立場から、

「数日間をどう乗り切るか」

その考え方と優先順位を整理します。

病児対応で一番大事なのは「守るラインを決める」こと

病児がいる期間、

すべてを普段通りに回そうとすると必ず破綻します。

私が最初にやるのは、

「これは守る」「これは捨てる」を決めることです。

【必ず守るもの】

・子どもの安全

・睡眠

・水分

・最低限の食事

【捨てていいもの】

・掃除

・完璧な食事

・生活リズムの細かさ

・人からどう見えるか

数日間は

「生活を整える」より

「生活を止めない」ことを優先します。

体験談|インフルエンザが家庭内で広がった数日間

今回のインフルエンザでは、

小1の発熱から始まり、

夜間の熱せん妄、

その後きょうだい・親へと広がりました。

一時期は

1歳・3歳・小1・小3の全員が在宅。

幼稚園は兄弟がインフルの場合は休園規定があり、

ほとんど登園できない状況でした。

小学生は隔離とマスクを徹底しましたが、

夜間の熱せん妄が怖く、

完全な個室隔離はせず、

リビング続きの部屋で様子を見られる形を選びました。

この時期に強く感じたのは、

「完璧な隔離」より

「安心して観察できる配置」の方が大切だということです。

数日間を回すための基本ルール①「買い物に行かない」

病児対応が始まった初日にやることは一つ。

ネットスーパーでの大量購入です。

・飲料

・ゼリー

・レトルト食品

・冷凍食品

この時点で

「数日は外に出ない」と決めます。

足りなくなったら、

ネットスーパー、出前、Uber Eats、Wolt。

お金で解決できることは、

体力と気力を守るために使います。

基本ルール②「家事は減らすのではなく固定する」

完全にやめられない家事もあります。

・洗濯

・食事

・食器洗い

この3つだけを

「最低限ルーティン」として残します。

掃除はしません。

床が汚れても、埃があっても、

命に関わりません。

回復してからまとめてやれば大丈夫です。

基本ルール③「その日の一番弱い子を基準にする」

病児が複数いるとき、

全員に同じ対応はできません。

そのため、

その日一番しんどい子を基準にします。

・今日はこの子が一番つらそう

・今日はこの子の観察が必要

そう決めたら、

ほかのきょうだいは

「安全に放っておく」。

テレビOK。

動画OK。

静かに過ごせていれば十分です。

看護師ママの視点|観察は「点」ではなく「流れ」

病児対応では、

一瞬の症状よりも

「時間の流れ」を見ます。

・良くなっているか

・横ばいか

・悪くなっているか

数時間〜半日単位で

変化を見ることで、

受診や相談の判断がしやすくなります。

休ませることは「回復を早める選択」

熱が下がったから、

少し元気そうだから。

そう思って動かすと、

ぶり返すことも少なくありません。

今回のインフルでも、

「もう大丈夫そう」と感じたタイミングが

一番判断に迷いました。

結果的に、

しっかり休ませた子の方が

回復は早かったです。

まとめ|病児がいる数日は「生活を縮小していい」

病児がいる数日間は、

頑張る期間ではありません。

・やらないことを決める

・基準を下げる

・安心して看る

それだけで、

家庭はちゃんと回ります。

育児は、

気合ではなく設計。

数日間を乗り切るために、

生活を縮小する勇気も、

立派な判断です。

*関連記事|インフル後に続く不調(咳・だるさ・元気がない)

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「もう治ったはずなのに」と感じたときに、再受診を考

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▶︎ インフル後に咳が治らない?だるさ・元気が戻らないときの判断ポイント|再受診の目安も解説

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▶︎新学期前に体調を崩しやすい理由|熱がなくても休ませてよかった4人育児の実感

【筆者:まみ】|くらしのケアノート

「家庭の困りごとにそっと寄り添う、くらしのケア図書館」をコンセプトに、
おうちでできるやさしいケアと、暮らしをラクにする知恵を発信しています。

正看護師として10年以上勤務。
脳外科病棟を中心に、ICU(集中治療室)との兼任を含む高度急性期医療から、
消化器科(一般病棟/がん専門病棟)、結核などの指定感染症管理まで幅広く経験しました。

その後、デイサービスにて介護・リハビリ領域の看護にも携わり、
生活期の視点からのケアや家族支援を実践しています。

1000km単位の転勤を2度経験した4児のワンオペ母。
30分以内で作れる時短料理と、無理しない家庭運営が得意です。

▼Instagram:@kurashi_care(準備中)
▼BOOTH:PDFテンプレ販売予定

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