「最近なんとなく体調が安定しない」
「疲れが取れにくい」
「風邪をひきやすくなった気がする」
そんなとき、原因は病気ではなく
生活リズムの乱れにあることも少なくありません。
看護師として多くの患者さんを見てきましたが、
体調を大きく左右しているのは、
特別な治療よりも毎日の生活の積み重ねでした。
この記事では、
家庭でできる生活リズムの整え方について、
看護の視点と私自身の体験を交えながらお伝えします。
生活リズムが乱れると体に起こること
生活リズムが乱れると、
体の中ではさまざまな変化が起こります。
・自律神経の乱れ
・睡眠の質の低下
・免疫力の低下
・便秘や食欲不振
・疲労の蓄積
これらは一つひとつは軽く見えますが、
積み重なると体調不良につながります。
整えるべき生活リズムの基本
家庭で意識したい生活リズムの基本は、
次の3つです。
起きる時間
休日も大きくずらさないことで、体内時計が整いやすくなります。
人の体内時計は、実は1日約25時間で動いているといわれています。
そのズレを毎朝リセットしてくれるのが、「朝日を浴びること」です。
私が看護学生だった頃、この仕組みを授業で学びました。
その後、夜勤のある生活を経験し、朝日を浴びない日が続いた時期があります。
その頃は、
なんとなく体がだるい
眠っても疲れが取れない
気分がすっきりしない
と感じることが多くありました。
今振り返ると、
朝日を浴びず、起きる時間がバラバラだったことが、体調不良につながっていたのだと思います。
朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる。
起きる時間を大きくずらさない。
それだけでも、体は少しずつリズムを取り戻してくれます。
食事の時間
特に朝食は、体を目覚めさせる重要なスイッチです。
寝る時間
毎日同じ時間帯に布団に入ることで、
自然な眠気が起こりやすくなります。
朝の過ごし方が一日を決める
朝の過ごし方は、
その日の体調を左右します。
・起きたらカーテンを開けて光を浴びる
・白湯や水を一杯飲む
・朝食をとる
・トイレに行く時間を作る
この流れを作ることで、
体は「活動モード」に切り替わります。
夜の過ごし方と睡眠の質
夜は、体を休める準備の時間です。
・就寝前のスマートフォン使用を控える
・照明を少し落とす
・ぬるめのお風呂で体を温める
・就寝前の刺激を減らす
睡眠は、
生活リズムの要ともいえる大切な時間です。
子どもの生活リズムを整えるポイント
子どもは大人以上に、
生活リズムの影響を受けやすいです。
・起床・就寝時間を一定に
・朝食をしっかりとる
・昼間はしっかり体を動かす
・夜は落ち着いた環境を作る
リズムが整うと、
便秘や夜泣き、体調不良が減ることもあります。
高齢者の生活リズムで気をつけたいこと
高齢者では、
活動量や食事量が減りやすくなります。
・昼夜逆転を防ぐ
・日中は光を浴びる
・食事と水分を意識して摂る
・無理のない範囲で体を動かす
生活リズムを整えることは、
転倒や体調悪化の予防にもつながります。
看護師ママとしての体験談
私自身、4人の子どもを育てる中で、
生活リズムが崩れてしまった時期がありました。
朝はバタバタ、
夜は子どもが寝たあとに家事を片付け、
気づけば睡眠時間も短くなっていました。
その頃は、
子どもたちも風邪をひきやすく、
便秘や食欲不振が続くことが多かったように思います。
そこで完璧を目指すのをやめ、
「起きる時間だけは揃える」
「朝ごはんだけは一緒に食べる」
という小さな習慣から整えました。
それだけでも、
体調が少しずつ安定していった経験があります。
まとめ|完璧を目指さない生活リズムケア
・生活リズムは体調の土台
・整えるのは一度に全部でなくてよい
・できることから少しずつ
看護師として、母として感じるのは、
生活リズムは「頑張るもの」ではなく「支えるもの」だということ。
朝日を浴びることは、特別な健康法ではなく、
毎日できる一番シンプルな生活リズムケアだと感じています。
家庭でできるケアを大切にしながら、
無理のないリズムを作っていきましょう。



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