お風呂は“学びの宝庫”|モンテッソーリ視点で見る入浴遊び
「お風呂は体を洗うだけの時間」
そう思っていた時期も、正直ありました。
でも今、子どもたちの成長した姿を見て、
お風呂は“学びの宝庫”だったと心から感じています。
我が家には4人の子どもがいます。
小さい頃から、お風呂でよく遊びました。
当時は
「長風呂だな」
「水や泡の無駄遣いでは?」
と感じることも、正直ありました。
それでも今振り返ると、
あのお風呂遊びは理科や算数の土台を育てる時間だったのだと思います。
お風呂遊びは「遊び」以上の意味があった
子どもたちは、お風呂が大好きでした。
・入浴剤で色水を作る
・カップで水を移し替える
・泡を立てて形を作る
一見、ただ遊んでいるだけに見えます。
でもその中には、たくさんの「学びの芽」がありました。
子どもたちが夢中になったお風呂遊びの実例
我が家のお風呂遊びは、特別なものではありません。
・入浴剤を使った色水遊び
・いろいろな形のカップで水を入れる、移す
・温度で色が変わるおもちゃ
・泡立て器で泡を作る
・シャボン玉を作れる泡の濃度を探す
子どもたちは
「どうしたらできるかな?」
と考えながら、何度も試していました。
遊びの中で育っていた理科の感覚
お風呂の中では、自然と理科につながる体験が起きていました。
・お湯の温度で反応が変わる
・泡はどうして立つのか
・水は形を持たない
・水面張力でこぼれない瞬間
これらを、言葉で説明したことはありません。
でも体験として、確実に積み重なっていたのだと思います。
算数につながるお風呂の学び
算数につながる要素も、たくさんありました。
・どの容器がたくさん入るか
・何杯でいっぱいになるか
・同じ量でも形で見え方が違う
問題として出したわけではなく、
遊びの中で自然に起きていた学びでした。
親は「教えなかった」
私自身、
「これは理科だよ」
「これは算数だよ」
と教えたことはありません。
していたのは
・危なくないように見守る
・一緒に「おもしろいね」と感じる
それだけです。
学びは
教えなくても、興味があれば育つ
と実感しています。
「無駄遣い」に見えたお金の話
正直に言うと、
お風呂が長くなったり、
泡や水をたくさん使うことに
気になった時期もありました。
でも今振り返ると、その金額は
教材や塾に比べれば、本当にわずかです。
・ボディーソープ1袋も使わない
・水道代が何千円も上がることはない
とても安い投資だったと感じています。
特別な道具はいらなかった理由
使っていたものは、ほとんどが身近な廃材でした。
・ペットボトル
・透明の食品ケース
・カップラーメンの空き容器
・アイスクリームのカップ
壊れたら捨てられる。
だからこそ、思いきり使えました。
おもちゃも
「100円ショップのもの」と決めていました。
高価ではないから、
気兼ねなく買い替えられ、
子どもたちの満足感も高かったです。
モンテッソーリ教育との共通点
上の2人の子どもたちは、
モンテッソーリ教育を行う幼稚園に通い、卒業しています。
3人目は転勤のため途中までの在籍でしたが、
日常生活の中でモンテッソーリの考え方を取り入れてきました。
モンテッソーリ教育では、
「子どもは環境が整えば、自ら学ぶ力を持っている」
と考えられています。
実はお風呂は、この考え方ととても相性の良い環境です。
モンテッソーリで大切にされる「水の活動」
モンテッソーリ教育では、
水を使った活動はとても重要なお仕事の一つです。
水には
・温度
・重さ
・流れ
・量
・感触
といった多くの要素があり、
五感をフルに使う体験ができます。
我が家でしていたお風呂遊びは、
まさにこの「水のお仕事」そのものでした。
お風呂遊びで育った力(今、強く実感していること)
結果として子どもたちは、
・理科や算数への苦手意識が少ない
・量や変化に対する感覚が自然に身についている
・「なぜ?」「どうして?」と考えることを楽しめる
ようになりました。
遊びの中で、
知らず知らずのうちに学んでいたのだと、
今になって強く実感しています。
お風呂遊びで大切にしていたこと
我が家で大切にしていたのは、次の3つです。
・安全だけは守る
・やりすぎを止めない
・結果を求めない
学びは、
楽しさの延長にある
と感じています。
看護師ママとして思うこと
お風呂は、
体を清潔にする場所であり、
心を満たし、学びを深める場所でもあります。
ワンオペ育児で大変な時間だからこそ、
「遊ばせてもいい」
「学びの時間になっている」
と思えるだけで、気持ちが少し楽になります。
ワンオペでの入浴を安全に回す工夫については、
看護師ママが教えるワンオペ育児の入浴方法|4人同時でも安全に回すリアルな工夫
で詳しくまとめています。
まとめ|お風呂は最高の家庭学習だった
お風呂遊びは、勉強ではありません。
でも、遊びの中で体験したことは、
確実に子どもたちの土台になっていました。
お風呂は
体を洗うだけの場所ではなく、
家庭でできる最高の学びの場。
今、子育て中の方には、
「長風呂=悪」
と思いすぎなくていい、と伝えたいです。
安全を守りながら、
ぜひ、遊びの時間を楽しんでみてください。



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