この記事について
この記事は、我が家で起こった家庭内胃腸炎の体験記録【第4話】です。
1歳児の発症から家庭内に感染が広がる中で、
実際にやった対応・あえてやらなかったこと・判断の基準をまとめています。
医療的な正解を示す記事ではありません。
あくまで、一家庭・一看護師ママの体験談として読んでいただけたらと思います。
嘔吐がある時の薬の考え方|我が家の場合
今回の胃腸炎では、
子どもたちは嘔吐が強く続いている状態でした。
我が家の子どもたちは普段、
- 喘息の定期内服薬
- ホクナリンテープ
- 吸入薬
を使用しています。
嘔吐がある間は「内服薬は一旦ストップ」
嘔吐が頻回にある状態では、
- 飲んでもすぐ吐いてしまう
- 吐くことで体力を消耗する
- どれだけ吸収されたか分からない
といった理由から、
内服薬は一旦ストップする判断をしました。
「飲ませなければ」という気持ちもありましたが、
今は胃腸を休ませることを最優先にしました。
喘息症状が出た場合の対応を先に決めておく
内服薬を止めることには不安もありました。
そのため事前に、
もし症状が出た場合は、発作時の吸入薬で対応する
と、対応方針を決めていました。
吸入薬は、
- 胃腸への負担がない
- 嘔吐しても効果が期待できる
- 即効性がある
という点から、
嘔吐がある時の現実的な選択肢だと感じています。
ホクナリンテープについて
ホクナリンテープは、
- 内服ではない
- 消化管を通らない
という理由から、
嘔吐があっても使用を継続しました。
ただし、
- 発熱が強い
- 脱水が疑われる
- ぐったりしている
といった場合は、
「本当に今貼る必要があるか」をその都度考え、
無理に続けない選択肢も持っていました。
常備しておいて本当に助かったもの
今回、常備していて心底助かったものがあります。
- フラットタイプのオムツ
- サイズアウトしたオムツ(吐物吸収用)
- 吐物受け(専用の物は100均にも売っていますが手桶、ミルクの空き缶などで代用可能)
- 漏れない袋(おすすめはパン袋)
- 手袋(できればニトリルがおすすめ)
- 塩素系ハイター
- スプレータイプの塩素系漂白剤
- 酸素系ハイター
牛乳パックも候補になりますが、
軽くて倒れやすいため、感染防止の観点からおすすめできないと感じました。
親も体調不良の中で対応するため、
倒れにくい・そのまま置けることは重要でした。
あったらもっとよかったもの
- ハイターの濃度表
- 時系列で記入できるメモ
嘔吐・下痢・発熱・水分量・尿量を
一目で把握できるメモがあると、
判断の助けになると感じました。
感染拡大防止のために実際にやったこと
完全な隔離は難しい中で、
我が家が実際にやったことです。
- 嘔吐した床は
ハイター10ml+水490mlで消毒 - 吐物は必ず洗い流す
- 洗面所はスプレータイプのハイターで消毒
- 手洗いの徹底
- 汚物処理時は必ず手袋を着用
- 洗面所のコップは共有しない
- 感染者と非感染者の隔離
- 食事・入浴時間をずらす(非感染者から)
- リビングでも空間を分ける
- 接触をできる限り減らす
酸素系ハイターについての考え方
酸素系漂白剤は、
胃腸炎ウイルスを直接不活化する力は弱いとされています。
それでも、
- 汚物の洗浄
- 高温のお湯(60℃)
- 洗濯乾燥
を組み合わせることで、
家庭でできる現実的な対策になると感じました。
やらなかったこと・無理だと感じたこと
- 完璧な隔離
- 毎回の完全防護
- 全てを消毒し続けること
これは正直、
家庭では無理でした。
だからこそ、
できることを、できる範囲で続ける
それだけを意識しました。
この回で一番伝えたいこと
胃腸炎対応で一番つらいのは、
「判断し続けること」だと思います。
正解が分からない中で、
- 待つ
- 進む
- 引き返す
その都度選び続ける。
この記事が、
「同じ状況の誰かが少し肩の力を抜く材料」
になれば嬉しいです。
次回予告
次はいよいよ、
終息と振り返りです。
▶︎ 第5話:家庭内胃腸炎はこうして終わった|5日間を振り返って思うこと(準備中)



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