子どもの発熱|様子見と受診の判断ポイント【インフルエンザ流行期の体験つき】

子育てケア

はじめに|子どもの発熱は「数字」だけで判断できない

子どもが熱を出すと、

体温計の数字を見た瞬間に

不安が一気に押し寄せてきます。

38度を超えたら病院?

39度あったら危険?

解熱剤は使うべき?

特にインフルエンザが流行している時期は、

「もしかして…」という気持ちが強くなり、

いつ受診するべきか迷う場面が増えます。

発熱は、

病気そのものではなく「体の反応」です。

この記事では、

子どもの発熱について

家庭で見るべきポイントと

様子見と受診の切り替え目安を

インフルエンザ流行期の体験も交えながら整理します。

そもそも発熱とは何か

発熱は、

体がウイルスや細菌と戦うために

意図的に体温を上げている状態です。

熱がある=悪いこと

ではありません。

特に子どもは、

免疫反応が強く出やすく、

大人よりも高熱が出やすい特徴があります。

そのため、

体温の高さだけで

重症かどうかを判断することはできません。

まず確認したい発熱時の全体の考え方

発熱時は、

次の3つを軸に考えると判断が整理しやすくなります。

・元気や反応はどうか

・水分がとれているか

・時間とともに良くなっているか、悪化しているか

「何度あるか」よりも、

「今の状態が安全か」を見ることが大切です。

家庭でできる発熱チェックポイント

① 元気・反応を見る理由

熱があっても、

・会話ができる

・テレビを見て反応がある

・眠って起きたあとに少し元気が戻る

こうした様子があれば、

緊急性が低いことが多いです。

一方で、

・ぐったりして動かない

・呼びかけへの反応が鈍い

・目がうつろ

場合は注意が必要です。

② 水分と尿の確認

発熱時は、

汗や呼吸で水分が失われやすくなります。

・少量でも飲めているか

・おしっこが出ているか

は必ず確認します。

水分がとれず、

尿が極端に少ない場合は

脱水の可能性があります。

③ 解熱剤を使ったあとの様子

解熱剤を使ったあとに、

・少し楽そうになる

・眠れる

・水分がとれる

こうした変化があれば、

薬が「効いている」と判断できます。

一時的に熱が下がらなくても、

楽そうであれば問題ないことも多いです。

インフルエンザ流行期に迷いやすいポイント

インフルエンザが流行している時期は、

発熱=すぐ受診

と考えがちになります。

しかし、

発熱した直後では

検査が陰性になることもあります。

大切なのは、

・発熱の経過

・全身状態

・周囲の流行状況

を合わせて考えることです。

我が家のインフルエンザ体験談

我が家でも、

インフルエンザが流行している時期に

子どもが発熱したことがあります。

夜に38度台の熱が出て、

翌朝には39度近くまで上がりました。

インフルエンザを疑いましたが、

発熱して間もなかったため、

すぐの受診は見送りました。

その間、

・水分がとれているか

・意識ははっきりしているか

・ぐったりしていないか

を重点的に観察しました。

その後、

半日ほど経ってから受診し、

検査でインフルエンザと診断されました。

振り返ってみると、

一番大切だったのは

「今すぐ危険な状態かどうか」を

落ち着いて見ることでした。

すぐ受診を考えたい発熱のサイン

次のような場合は、

早めに医療機関へ相談してください。

・ぐったりして反応が弱い

・水分がほとんどとれない

・呼吸が苦しそう

・けいれんを起こした

・高熱が続き、元気が戻らない

迷った時点で、

相談してよいサインです。

様子見できる発熱の特徴

・元気がある

・水分がとれている

・時間とともに状態が安定している

このような場合は、

家庭で様子を見る選択もできます。

ただし、

必ず経過観察を続けることが大切です。

受診時に伝えたいポイント

受診する際は、

・いつから熱が出たか

・最高体温

・解熱剤の使用状況

・水分や尿の様子

・周囲の流行状況

を伝えられると診察がスムーズです。

まとめ|発熱は「経過」と「全身状態」で判断する

子どもの発熱は、

体温の数字だけで判断するものではありません。

・元気

・水分

・経過

この3つを大切にしながら、

必要なときには迷わず頼る。

それが、

流行期でも落ち着いて乗り切るための

一番の近道です。

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【筆者:まみ】|くらしのケアノート

「家庭の困りごとにそっと寄り添う、くらしのケア図書館」をコンセプトに、
おうちでできるやさしいケアと、暮らしをラクにする知恵を発信しています。

正看護師として10年以上勤務。
脳外科病棟を中心に、ICU(集中治療室)との兼任を含む高度急性期医療から、
消化器科(一般病棟/がん専門病棟)、結核などの指定感染症管理まで幅広く経験しました。

その後、デイサービスにて介護・リハビリ領域の看護にも携わり、
生活期の視点からのケアや家族支援を実践しています。

1000km単位の転勤を2度経験した4児のワンオペ母。
30分以内で作れる時短料理と、無理しない家庭運営が得意です。

▼Instagram:@kurashi_care(準備中)
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