【小児喘息シリーズ 番外編】
はじめに|「軽い咳だから大丈夫」は危険かもしれない
咳喘息は、
・ゼーゼーしない
・元気
・普段通り生活できる
という理由で見逃されやすい病気です。
私の2人目もまさにそうでした。
- 毎日外遊び
- 家のトランポリンで毎日500回ジャンプ
- 走り回っても息が苦しそうではない
それでも咳だけがダラダラ続いていました。
結果として診断は 「咳喘息」。
もし同じように
「元気だけど、なんとなく咳が続く…」
というお子さんがいたら、この記事が判断の手助けになればと思っています。
2人目に起きていた「見逃しやすい咳」の特徴
ゼーゼーなし、元気いっぱい。それでも咳が続いた
2人目の咳が見逃しやすかった一番の理由は、
元気すぎるほど元気だったこと です。
・毎日外遊び
・家の中ではひたすらジャンプ
・走っても苦しがらない
普通なら「喘息かも?」と疑うサインが何もありませんでした。
“元気”という事実が、咳の深刻さを覆い隠していたのだと思います。
寝入り・寝起きにだけ出る咳
明らかに変だと思ったのは、
- 寝入りの咳
- 朝起きた時の咳
が続くことでした。
日中はケロッとしているのに、
布団に入った瞬間コンコン…。
朝も必ず咳から1日が始まる。
この“時間帯の偏り”は、喘息によくある特徴です。
日中のふとした時に咳
遊んでいても急にコンコン。
走った後ではなく、何のきっかけもなく…。
「生活できているから様子見でいいかな?」
とつい思ってしまう程度の咳でした。
でもこれが 軽症の喘息の典型 でした。
インフルエンザ後に“軽い咳”が長引いた理由
インフルエンザが治ったあとも、
- 寝入り・寝起きの咳
- 時々コンコン
- 朝晩に続くしつこい咳
という症状だけが残りました。
熱や鼻水が治っても咳が取れない。
それが喘息の悪化・顕在化のサインでした。
軽症だからこそ大きく悪化せず、
「ただの長引く咳」に見えてしまったのだと思います。
診断までの流れ|気づきにくい子ほど発見が遅れる
インフルエンザ後の受診で、医師はこう説明しました。
「ゼーゼーしなくても、咳だけ続くタイプの喘息があります」
そこで初めて 咳喘息 の診断がつきました。
- 内服薬:プランルカスト(抗ロイコトリエン薬)
- 1日1回のステロイド吸入
この2つが処方されました。
治療開始後の変化|たった数日で分かった「喘息だったんだ」
治療を始めてすぐ、
「あ、これは喘息だったんだ」と実感しました。
- 2〜3日で朝晩の咳が減った
- 5日後には咳が全く出なくなった
あの数週間続いた咳が、
数日でスッと消えていったのです。
子どもの咳に気づけなくてごめんね…
という気持ちと同時に、
「治療ってこんなに違うんだ」
と驚きました。
軽症の咳喘息が危険な理由
生活できるレベルだからこそ放置されやすい
軽症の咳喘息は、
- 元気
- 食欲あり
- 遊べる
- 夜も多少眠れる
本当に「普通」に見えます。
だからこそ 受診が遅れがち です。
でも、喘息は 気道の炎症 が本体。
軽症でも放置すると悪化しやすくなります。
長引く咳が“気道炎症のサイン”
咳が数週間続くのは、
気道に炎症が残っているサインです。
「風邪は治ったのに咳だけ続く…」
という状態は、実はとても重要です。
インフル後の2人目がまさにそうでした。
「こんな咳は要注意」チェックポイント
あなたのお子さんはどうですか?
✔ 寝入り・寝起きにコンコン咳が出る
✔ 日中ふいに咳が出る
✔ ゼーゼーはない
✔ 元気すぎて逆に見逃してしまう
✔ 咳が2週間以上続いている
✔ 風邪が治っても咳だけ残る
ひとつでも当てはまるなら、
咳喘息を疑って良いサインです。
おわりに|軽症でも“治療すると劇的に変わる”
2人目のケースは、
「軽症だからこそ気づけなかった喘息」です。
でも、治療を始めると
数日でみるみる改善しました。
それは、
症状は軽くても“気道炎症そのものは存在していた”
という証拠です。
もし、同じように
「元気だけど咳が続く」
「ゼーゼーはないけど気になる」
というお子さんがいたら、
ぜひ一度受診してみてください。
早期に気づくことで、
お子さんの生活は本当に楽になります。



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