【小児喘息④】環境整備と発作予防|看護師ママが解説する家庭でできる5つの工夫

家庭の看護

【小児喘息シリーズ④】

家庭環境が小児喘息に影響する理由

小児の気道は大人より細く、炎症が起こりやすいため

周囲の環境刺激にとても敏感 です。

特に影響が大きいのは、

ハウスダスト

ダニ

花粉

カビ

タバコ

乾燥や冷気

など。

「気管が反応しやすい子」ほど環境が症状に直結します。

喘息治療は薬だけではなく

“毎日の環境を整えること” で大きく改善します。

発作を防ぐための環境整備「5つの基本」

 ① ハウスダストを減らす

喘息の悪化要因の中で最も多いのが

ハウスダスト(ダニ・ほこり)

🔍 家でできる対策

布団・マットレスは週に1回干す or 布団乾燥機

ぬいぐるみは洗濯 or 脱臭でケア

カーテンは月1〜2回洗う

ソファやカーペットはダニが多いので注意

掃除機は「子どもがいない時間」に行う → 掃除直後はホコリが舞うため

✔ 私が工夫していること

ハンディモップと掃除機かけは毎日

週に1回シーツ洗濯

家の中のぬいぐるみは“洗えるものだけ”に限定

マットレスは防水カバーと敷パットを二重にして汚れ対策

 ② 湿度40〜60%を保つ

乾燥=発作が出やすい環境

湿度が高すぎる=カビが繁殖しやすい

🔍 最適値

湿度 40〜60%

(喘息っ子の家庭では鉄則です)

🛠 具体的には

冬は加湿器

夏は除湿

室内干しは湿度が上がりすぎるので注意

 ③ 寝具の工夫とケア

寝入りに咳が悪化するのは

寝具のホコリや乾燥が原因のこともあります。

🔍 おすすめの工夫

敷きパッドは「丸洗いできる素材」に ダニ防止カバーを使う

寝室だけでも毎日換気

冬は加湿(加湿器+濡れタオル)

 ④ 季節ごとの注意点

🌸 春:花粉

→ 発作とアレルギー症状が重なり悪化しやすい

☔ 夏:湿気

→ カビが増え、夜間咳が悪化

🍁 秋:気温差

→ 朝晩の冷えで発作が増える

❄ 冬:乾燥

→ 気道が刺激され咳が続く

季節ごとに工夫を変えると、発作頻度が明らかに減ります。

 ⑤ 花粉・ペット・タバコ対策

・花粉

帰宅時に服をはたく

空気清浄機

花粉が多い日は寝室の換気を時間短めに

・ペット

ペットが寝室に入らないように

定期的なシャンプーと換毛ケア

・タバコ

家の中は絶対NG(衣類にも付着します)

 私の体験談:環境整備で変わった長男の喘息コントロール

1人目の長男は

1歳で2度入院するほどの喘息でした。

特に冬は、

夜中1〜3時の咳き込み

明け方の悪化

泣くと咳が止まらない

吐くほどの咳

が続いて本当に大変でした。

そこで意識したのが

寝室の環境を徹底的に整えること。

以下を実践した結果、

本当に発作が減りました。

✔ 湿度を毎日確認

✔ 室温を一定に保つ

✔ ぬいぐるみは洗えるものだけ

✔ 加湿器+濡れタオルで乾燥予防

✔ 布団のダニ対策を導入

実際に

「夜中の咳で起きる回数が激減」

しました。

薬だけではなく、

環境の力って本当に大きいと感じています。

 すぐできる“今日からの工夫”

子どもの寝る位置の近くに加湿器

寝具の見直し

掃除のタイミングを変える

寝室だけでも毎日換気

湿度計を置く(1000円以下で十分)

まとめ:環境を変えると、発作は確実に減る

小児喘息は、

薬+家庭の工夫の両方で大きく改善します。

ハウスダスト

湿度

寝具

季節の工夫

アレルギー対策

これらを少しずつ整えるだけで、

発作に悩む時間が確実に減ります。

お子さんの生活が少しでも楽になりますように。

【筆者:まみ】|くらしのケアノート

「家庭の困りごとにそっと寄り添う、くらしのケア図書館」をコンセプトに、
おうちでできるやさしいケアと、暮らしをラクにする知恵を発信しています。

正看護師として10年以上勤務。
脳外科病棟を中心に、ICU(集中治療室)との兼任を含む高度急性期医療から、
消化器科(一般病棟/がん専門病棟)、結核などの指定感染症管理まで幅広く経験しました。

その後、デイサービスにて介護・リハビリ領域の看護にも携わり、
生活期の視点からのケアや家族支援を実践しています。

1000km単位の転勤を2度経験した4児のワンオペ母。
30分以内で作れる時短料理と、無理しない家庭運営が得意です。

▼Instagram:@kurashi_care(準備中)
▼BOOTH:PDFテンプレ販売予定

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